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/コラム
AIに1.8兆ドルが消えた日――「奪い合う経済」の終わり、LOVEポイント経済への静かな移行
2026年4月2日、世界のAI業界から1.8兆ドルが一瞬で蒸発した。 トランプ政権の「解放の日(Liberation Day)」関税発表。台湾に32%、多くの国に20〜30%超。半導体、GPU、サーバー部品――AIサプライチェーンを支える血管が、一晩で細く、もろくなった。株価は急落し、投資家はうなった。「AIの未来は、結局は地政学の奴隷だったのか」と。 しかし、私はこう思う。これは終わりではない。「奪い合う経済」の終わりの、始まりだ。 【なぜAI投資は「不安定」なのか】 2026年、世界のAI投資はQ1だけで2,420億ドルを突破した。一見、未来は約束されているように見える。だが、その土台は驚くほど脆い。関税ひとつ、戦争ひとつ、為替ひとつで数兆ドルが消える。 理由はシンプルだ。今のAI経済は「奪い合い」を前提に設計されている。 誰がGPUを先に買い占めるか。誰がデータを囲い込むか。誰が他国のエンジニアを引き抜くか。誰が関税で相手を締め上げるか。ゼロサムゲームの上に建つ高層ビルは、風ひとつで揺れる。 AIは本来、人類を「足し算」にするはずの技術だっ
4月15日
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